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| 「チューンナップ」の項で説明しましたが、もう一度ご説明します。 |
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| エッヂの研磨では「角度」の話がよく出ます。滑走面の延長線上になる面を「ベース」、サイドウォール(側面)側を「サイド」と呼びます。ベースの角度は、エッヂの反応速度を変え、サイドの角度はエッヂグリップの強さを変えます。エッヂの角度は操作性に大きく影響します。 |
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| エッヂのラインを単純に「ベース何度」「サイド何度」と決める場合、ボードの構造やアウトラインは考慮しない研磨になります。もちろん、その方法が作業としては最も容易な方法です。しかし、中身の構造や使用している素材によって、スタンス位置からのエッヂへの加重バランスは異なりますし、雪面からの振動の伝わり方も異なります。アウトラインでは、この構造特性から更に、サイドカーブとウエスト幅が乗り手の足のサイズやスタンス角度、ブーツやバインディングの剛性にどのように影響を及ぼすか?を考える必要があります。それが結果的に「扱いやすい」とされるエッヂのラインにしなければ、チューンナップと一口で言っても「サビを落とす」程度の作業と大した差にはなりません。 |
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| 基本的な部分ですが、サイドエッヂを鋭角にすることを「ビベリング」(beveling)、エッヂの角を丸めることを「ダリング」(dulling)と言います。 |
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| エッヂを研ぐ際に、基準となるのは「滑走面」です。滑走面の「面」が基準となり、水平でベース0°、垂直でサイド90°となります。そのために「滑走面がフラット」であることを重視する人もいますが、滑走面は意図的にコンベックス(凸状)になっているものもあり、滑走面が曲面となっている場合は、滑走面の延長線上がベース0°として、そこからの垂直がサイド90°となります。 |
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前述したように「ベースの角度は、エッヂの反応速度を変える」ものです。
左図のように板の幅が違えば、エッヂの反応も違います。
上図(赤)のほうが板が細く、下図(緑)のほうが太い。この場合は、赤のほうがエッヂの反応は速くなります。
まずアウトラインだけで見た場合は、ブーツサイズに対してのウエスト幅が「細いか太いか」を見ます。
これだけでも「ベース-1°が調子イイ」なんて基準は無いことはわかりますね。
サイドカーブとフレックスのバランス、サイドウォールの構造と角度、バインディングの剛性、ブーツの剛性、そしてスタンス角度とスタンス幅によって、理想的なエッヂのラインが見えてきます。
滑走性能に大きな影響を与える「エッヂのライン」。
反応が速過ぎても、遅過ぎても×。
エッヂグリップが強過ぎても、弱過ぎても×。
板そのものが素晴らしいものであっても、エッヂでバランスを崩してしまってはモッタイナイですね。
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